2030年までにみんなでつくる「ごみ」の概念がない社会

2030年までにみんなでつくる「ごみ」の概念がない社会

530ACTION 2024 テーマ「つながる530ACTION」

530ACTION発足初年度の2022年は、まずはごみと向き合うことを目的に、ごみを減らすアクションをハッシュタグ「#530ACTION」を付けてSNSで投稿すると、1投稿あたり530円が寄付されるチャリティーキャンペーンを実施しました。

また2年目となる昨年は、初年度の気づきを踏まえ、より根本的なところから「ごみ」の概念のない社会を考えるきっかけづくりを目指し、「ごみを出さない、発生させない」ことに目を向け、ハッシュタグチャリティーキャンペーンの実施に加え、キャンペーンで集まった300以上のごみを減らすアクション投稿をレポートとしてまとめ、実践する人の増加やすでに実践している人へのヒントにつなげました。

そして3年目となる今年は、「つながる530ACTION」をテーマに、生活者だけでなく、より多くのサーキュラーやゼロウェイストのキーマンや企業がつながり、取り組みの輪を広げていきます。

2024年の企画

今年は、「キーマンと取り組む」と「生活者と取り組む」の2つの観点から、さまざまな企画を実施します。

キーマンと取り組む企画 530SUMMIT

「プラスチック」「アパレル」「施設」の各テーマで、資源循環に取り組む専門家や学生団体、企業などが集まり、世代や業界の垣根を超えて各々の知見や取り組みをシェアし、2024年に各個人、また共創型でできることを考え、宣言するリアルイベント。

生活者を巻き込む企画 #知るギフトで530ACTION

ごみ削減に取り組む企業・ブランドにご協賛、アイテムをご提供いただき、生活者へごみ削減アクションを啓発する Instagram でのプレゼントキャンペーン企画を、ごみゼロ月間(5月)に複数実施。

アイテムがごみ削減に貢献するポイントや、その背景にあるごみの課題などを投稿で紹介し、生活者がごみの課題や企業の取り組みを知る機会につなげます。また、応募方法として、ごみに関するコメントでの書き込みを促すことで、生活者がごみについて考え、意見する機会にします。 生活者の行動変容・ごみの概念がない社会へ 生活者の行動変容・ごみの概念がない社会へ
今年の実施状況はこちら

530ACTIONとは?

530ACTIONは、2030年までに「ごみ」の概念がない社会を目指し、生活者の意識と行動改革にチャレンジするソーシャルプロジェクトです。

今私たちが当たり前に「ごみ」と認識しているものは、ひとつひとつに真剣に向き合えば、資源として再利用できるものや、再び循環のシステムの中で人から人に渡っていくものなどに細分化できるはずです。社会全体のごみの解像度が高まることで、循環からこぼれたしまったものをすべて「ごみ」と一括りにしている価値観が見直され、次第に「ごみ」の概念がない社会が実現されると考えています。

「ごみ」の概念がない社会をつくるために、ごみの解像度を高めるための情報発信や、企画を行います。そこでサステナブルな未来のためにアクションを起こしている人々が、世代や地域、組織や団体のボーダーをこえてつながり、ともに未来について考え、行動していくムーブメントを小さくともつくることができたらと考えています。

これまでの530action

ハッシュタグチャリティーキャンペーン(2022、23年)

ハッシュタグチャリティーキャンペーン(2022、23年)

ごみを減らすアクションをハッシュタグ「#530ACTION」を付けてSNSで投稿すると、1投稿あたり530円が寄付されるチャリティーキャンペーンを実施。

初年度の2022年は、世界最大規模の自然環境保護団体であるWWFジャパンへ、
2年目の2023年は、ごみを減らし、資源として循環させる取り組みに共感し、一般社団法人ゼロ・ウェイスト・ジャパンへ寄付しました。
総投稿数
総投稿数
初年度は、運営元である株式会社アイクリエイト1社からの寄付と、クラウドファンディングで集まった支援の計333,645円を原資として実施しました。

2年目は、株式会社アイクリエイトに加えて、株式会社パブリックグッド様、岡 望美様(B Corp認証取得支援コンサルタント)から寄付金のご提供をいただき、2社+1名による計159,000円(1口53,000円)を原資として実施しました。

弊社もB Corp認証取得を目指していますが、同様に取得を目指す企業や、普及・啓発で活躍する専門家など、「B Corp」でつながるみなさまとの新しい体制での取り組みとなりました。

530ACTION REPORT(2023年)

530ACTION REPORT(2023年)

  • 1年目の530ACTIONハッシュタグチャリティーキャンペーンでは、多く個人や、20以上の学生団体、メディア、インフルエンサーなどの方々に投稿いただき、WWFジャパンへの寄付につなげることができました。一方で、非常にユニークで、参考になるアクションが多かったものの、個々人の発信に留まり、他の人も参考にできるような仕組み化や、つながりをつくれなかったことが課題でした。

    より多くの個人や団体、企業がつながり、個人がもつ知見やノウハウをシェアしていくことで、より良いアクションにつなげていきたいという思いで、集まったごみを減らすアクションをレポートとしてまとめ、実践する人の増加やすでに実践している人のヒントにつなげることを目指し、レポートを公開しました。
  • 530 action report 2023の1 530 action report 2023の
530ACTION REPORTを読む

参加者の声紹介-2022年

ハッシュタグチャリティー企画を機に、アクションの方法や工夫がハッシュタグを介して他の参加者にも伝わり、その情報を参考にして真似する方もおり、参加者同士のつながりも多く生まれました。参加者の声を一部ご紹介します。
  • 「友達が私の投稿を見て、朝掃き掃除するときに少し範囲を広げて掃除するようになったと聞いてとても嬉しかったです。」
  • 「クリーンアップをしている人同士の横の繋がりってすごく大事だと思うんです。団体同士も、個人同士も。いつでも声がかけられて、困った時は助け合える、そんな関係を、これからもたくさんの方と築けたらいいなと思います」
  • 「かっこいいことをやっている人たちは、やっぱりめちゃくちゃかっこよかった。ハッシュタグ企画を通していろんな人たちと出会えて本当に嬉しいです。うちもかっこいい人になりたいです。」
  • 「家族10組で家族対抗ごみ拾いをしました。」
  • 「みんなで拾うと楽しいし、また共有し合えるのが嬉しいです。」

応援メディア-2022年

※順次追加予定 ※掲載許可順

応援メディア

参画団体-2022年

  • 清走中

    清走中

    人気番組「逃走中」と「ごみ拾い」を融合させた、ゲーム感覚ごみ拾いイベント。これまで長野県内で計11回開催し、参加者は延べ700名を超えた。

  • NAMIMATI

    NAMIMATI

    湘南を拠点にSDGsに関わる活動をするZ世代グループ。サスティナブルなイベントや講演活動などを通して新しいライフスタイルを提案している。

  • SEA-HOPE

    SEA HOPE

    後の社会を担う若い世代に肌で環境問題に触れるきっかけをつくることをモットーに、月に一度の海岸美化清掃、SNSでの情報発信、エコイベントの企画立案等など、環境・社会問題に取り組むボランティア学生団体。

  • NPO法人dearme

    NPO法人dearme

    ”ファッションと夢で共に創る未来へ循環”をビジョンに、ファッションを通して社会課題の解決に取り組む団体。

  • Earth teenageR(it)

    Earth teenageR(it)

    社会問題などについて考え、実際にアクションを起こし、学生の意見としてメンバーが発信できることを目標に活動中。個々の意見はSNSで発信している。

  • eunoia

    eunoia

    Instagramでサステナビリティに関する情報を発信。団体名はギリシャ語で「美しい考え」を意味し、皆で「美しい考え」をもとに未来を作っていく思いが込められている。

  • MGCloset

    MGCloset

    I“wear it again, wear it yourself”を基本理念とするボランティア団体。SNSでの発信やエシカルファンションショー、エシカルファッション雑誌など様々な啓蒙活動から洋服を通して現代に取り巻く社会問題を考えている。

  • KAKEHASHI

    KAKEHASHI

    学生を対象にSDGsの認知度向上やゴール達成のための活動活性化に取り組む、関西学院大学に通う学生で構成されている学生団体。Instagramを用いた発信やイベント企画等。

  • CocoEco

    CocoEco

    上智大学の学生を中心とした、学生ならではの視点から環境問題に関する意識を高めるための情報発信を行なうチーム。環境や持続可能な生活について、学びを深めるためのイベントも開催。

  • ICU SUSTENA

    ICU SUSTENA

    国際基督教大学で、環境問題の改善や学生の環境への意識向上を目指して活動する学生団体。学内で使われている再生可能な弁当容器の回収や、学内イベントの開催など活動中。

  • TOWA

    TOWA

    SNSでのエコカルチャーの発信を軸に、メンバーが抱える環境・社会課題を活かしたオリジナルマガジンの発行やSDGsイベントなど、「お洒落で、面白く、ポジティブ」な地球課題の解決策を提供する。

  • できること会議

    できること会議

    『思いをカタチにする人を増やし、世界の明日を変える』というミッションのもと活動。社会問題について考えるオンラインイベントなどを通して、自分が「できること」を考え、実行に移している。

  • Change-your-Closet-Choice

    Change your Closet Choice

    「若者のファッションに“アップサイクル・セカンドハンド”という選択肢を」というテーマのもと、服を捨てることなく古着として循環すべく、SNSでの発信やフリーマーケットの開催、リメイク服を制作・販売などの活動中。

  • ICU-HONEY-PROJECT

    ICU HONEY PROJECT

    国際基督教大学の学内で養蜂活動を行う団体。実際に養蜂し、蜂蜜の販売を通じて、ミツバチの育て方、自然や人間にとってのミツバチの役割、経営方法など実践を通して学びを深め、学生の環境への意識向上を目指している。

  • S.A.L

    S.A.L.

    国際問題の知識を深め、啓発する、慶應義塾大学に本部を置く学生団体。イベントやドキュメンタリー、フリーマガジンを通して、世界中の遠い問題を近くに感じてもらうことを目的としている。

  • first-nature

    first nature

    学生、社会人など様々な生活スタイルの若者が集まり、若い世代・大人世代・子供たちに環境問題について興味を持ってもらえるきっかけの場として、月に1回大阪を拠点とした海辺でごみ拾いボランティアやイベントなどを活動中。

  • Sukeru-by-unlimited

    Sukeru by unlimited

    青山学院大学公認サークルunlimitedのプロジェクトの1つであるSukeru。主に海洋問題を取り扱い、SDGs14「海の豊かさを守ろう」にアプローチした活動を行なっている。

  • You(th)-Rock!!

    You(th) Rock!!

    日本、イギリス、オランダに住む、U25の7人で構成されたメディア団体。グローバルな視点から社会問題や環境問題に注目し、意見や考えを共有。より多くの人が社会問題に興味を持てるきっかけを作り、「一緒に」考えるプラットフォームを提供。

  • ORGANIC-THINGS

    ORGANIC THINGS

    学生を中心に、多くの人々のライフスタイルに、オーガニック製品やサステナブルな習慣を取り入れてもらい、少しでも人と地球に優しい社会に繋がるよう、Instagramにて情報を発信中。

  • carutena

    carutena

    一昨年、上智大学在学中の学生2人が立ち上げた、ファッションロスに取り組む学生団体。Let us wear the earth をモットーに、出張講義などのファッションロスについての啓発運動に加え、古着を回収し、バッグや小物の製作、販売も行っている。

  • OLIVE

    OLIVE

    2020年から”ちょっとの優しさで世界を変えよう”をモットーに活動する、国際協力団体。社会課題を考えるワークショップの開催やシティクリーン、社会課題イベントへの参加、Vegan料理会の設計などが主な活動内容。

  • own-it

    own !t

    「自分の要らなくなったモノは他の誰かの欲しいモノかもしれない」を掲げ、年に2回程フリーマーケットを開催。また、SNSで少しでも多くの人が自己肯定感を保てるようポジティビティを提供することを目的とし、Instagram、Podcastを配信中。

  • Mend-It-Mine

    Mend It Mine

    「自分の要らなくなったモノは他の誰かの欲しいモノかもしれない」を掲げ、年に2回程フリーマーケットを開催。また、SNSで少しでも多くの人が自己肯定感を保てるようポジティビティを提供することを目的とし、Instagram、Podcastを配信中。

お問い合わせ

下記アドレスまでお問い合わせくださいませ。
ご質問やご取材など、お気軽にご相談ください。

実行者 : 530ACTION運営事務局
(株式会社アイクリエイト内)

連絡先 : pr@i-crt.jp 
(代表:内山)

電話番号 : 03-6741-7189 
(平日10:00-18:00)